原始物狂の実践哲学!?

自分の好きな事、音楽と食べ歩きの記事が中心です。

20140824 独白又は毒吐く

 犯罪者を私刑に処する事は、近代法治国家では禁止されて居ます。国家と法に生殺与奪の権を与える事によって、我々一般市民社会の安寧が保たれて居る・・・っと云う面が有ります。ただし、国家や法と云うのは迂遠でしばしば我々を苛立てせる事が有ります。
 
 今回、万引き犯の写真をネットにUPし、モザイクを外そうとしたお店が有りましたが、結局警察の指導により沙汰止みと成りました。まぁ、仕方は無いと思うけど、それがそんなに悪い事なのでしょうか??勘違いや、意図的にネットにさらすのは如何なモノかと思いますが、我が国は犯罪者には優しい国家ですね。
 
 万引きは経済的・社会的に大問題に成って居ます。実際に万引き被害で倒産・閉店に追い込まれる個人商店は多いそうです。そういう方々にとって、万引き犯との戦いは正に死活問題。
 個人商店でなくても、万引きGメンを置いたり、私服警備員が巡回したりと・・・万引きが無ければ発生しない経費が商品に付加されている訳です。結果、真っ当な人達が犯罪者の為に高い買い物をさせられたり、潰れてしまったお店の代わりに遠くまで買に行ったり馬鹿を見るのはいつも法を順守する側の方です。
 
 犯罪には罰が有り、万引き犯はそれ相応の罰を受けるます。10年以下の懲役又は50万円以下の罰金・・・ですが、最近は万引きが横行し過ぎて居て示談で済まされたりする事が多いと聞きます。学生やサラリーマンはその社会的地位を失う危険性は有りますが、それ以外の屑共にとってはそれほどリスクの高い犯罪では無いのです。
 
 法律がきちんと機能して居ないのなら、それに見合う刑罰を私刑で与える・・・私刑と云うよりも自衛の面が大きいと思いますが、如何でしょうか???自己を守る権利、すなわち正当防衛だと思うのですが・・・。
 それに万引き犯を撲滅する事が出来れば、我々一般市民も利益を受ける訳ですし、ネットを見た個々が犯罪者を指弾する事により犯罪から社会を守る、正に集団的自衛権では無いでしょうか(笑)。
 
 犯罪者が殆ど罰を受けずに一般社会の中に紛れ込んでいる、真っ当な市民としては耐え難い屈辱じゃありませんか??どしどしネットにさらして社会からデリートして欲しいと思って居るのは私だけでは無いと思うんだけどなぁ~・・・。