原始物狂の実践哲学!?

自分の好きな事、音楽と食べ歩きの記事が中心です。

調子に乗ってもう1本、、勝手なアメリカ論。

 さて、、今日の仕舞いは、、文明と文化の違いそしてアメリカについて、、。。なんだかわっちもインテリの風格が出て来たかな??

 さてさて、、文化と文明とは、、似た様で実は随分違うものだと思います。

 大胆な表現で言うと、、アメリカに文明は有るが、、文化は無い!!って事です。これではさっぱり趣旨が伝わらないと思うので、、此処からが詳しい分析。

 まず、、文化とは何ぞや??と問われれば、、それは、、熟れ寿司(なれずし)です。代表格は鮒寿司、、私は全く食べられません。
 つまり、、汎用性が無い、、一部の人にしか理解出来ないもの、、それが文化。。

 次に、、文明とは何ぞや??と問われれば、、それは、、江戸前寿司です。たぶん、銀座の久兵衛に行って、、不味い!!という人は居ないでしょ??誰でも解る!!、、それが文明。。

 つまりは汎用性が無いのが文化、誰でも簡単に参加する事が出来るのが文明、、だと・・思うのですけどね。。そして文化が成熟して、、蒸留されたエッセンスが文明に成るのだと、、私は思います。

 ルネサンスはいわゆる文化大革命です。その結果、、蒸留されたのがヨーロッパ社会、、。だからヨーロッパの社会システムは他の所に鉢植えの様に持て居っても、、割と根付きやすい。
 だけど現実のヨーロッパ社会は、、様々な制約とか外からは見えないルールが残って居る、、これが文化です。

 また文化には独特な香り付、、いわば体臭みたいな物が染みついているが、、文明は排気ガスの匂いしかしない。

 この独特な体臭は、、訓練で好きに成る事もある。彫刻や絵画、、美術品、或いは宗教に心を動かされるのは、この香りの為です。
 しかし、、文明の排気ガスの臭いは人を安心させる。なぜならこの香りは玄人だろうと素人だろうと区別しません、、皆同じ臭いを嗅いで居るからです。システムは感動を呼びませんが、安心は与えます。

 さて、、此処で話をたとえ話のアメリカに戻しましょう。アメリカには文化は無い、、あたりまえです、、その文化はヨーロッパから持ち込んだので有って、、自前の文化では有りません。

 では文明は??アメリカはヨーロッパのエッセンスをゼラチンで固めたよ様な国ですよ。だから、、誰でも割と住み易かったりする訳です。誰にでも参加できるシステムで出来上がって居るのですから。。

 アメリカはヨーロッパ以上に法律重視の国家です、、何故か??バックボーンに成る文化が無いからです。だから、、そのバックボーンたる部分をシステム化して皆を従わせる。或いは学問として確立させる、、。

 それがアメリカ文明です、、。誰でも参加できるが、、ゆっくりと休めるベッド(自前の文化)が無い。システムとしてはこの上なく便利でしょう、、だけど安心して寝られる場所が無ければ、、ヤッパリ拒絶する人は居ますよね??

 いま世界中でアメリカが押しつけて居る事って、、そういう事なんですよね。便利だけど、、ハンモックが良い!!蒲団が無いと寝られない、、そう云う人も大勢いる訳です。

 寝床のことまでとやかく言われたら、、誰だって頭に来るはなぁ~、、でもアメリカはちっとも解って無い。。なぜかと云えばアメリカの枕を蹴飛ばす奴は、、その前に銃で撃ち殺しちゃう!!南無阿弥陀仏。。