原始物狂の実践哲学!?

自分の好きな事、音楽と食べ歩きの記事が中心です。

戦争に対する反省とは

 毎年8月に成ると戦争の・・・第2次世界大戦の悲惨さを謳った番組が多く成ります。戦場で多数の方が倒れ、国土を焼かれ、在外邦人の苦労・・・まぁ、色々と悲惨な事が起こりましたから、それを忘れないというのは大切な事だと思います。
 
 だけど・・・日本が係わった戦争は何も第2次世界大戦だけでは無いですよ。明治維新で近代国家の仲間入りを果たして以来、対外戦争を何回もしているけど・・・その事に付いてはあまり触れないですね。
 
 日清戦争では17,069人、日露戦争242,013人、第1次世界大戦1,322人・・・人の死と云うのに優劣は無いと思いますが、この3つの戦争は勝ちましたよね。
 
 結局、殴った拳の痛みは忘れるけど、殴られた頬の痛みは忘れないと云う事なのかなぁ~???ただ反省反省とはいうけれど、殴る事の反省では無くて殴られた事への反省へ特化している様な気がします。
 
 そもそも空襲だって原爆だって一般市民を標的にしたわけで、本来反省するのは・・・やられた方では無くて、やった方である筈なのにねぇ~。どーーも戦争への反省と云うよりも犠牲が出た事に反省して居る様な気がするは・・・私の臍が曲がって居る所為なのかなぁ~???