原始物狂の実践哲学!?

自分の好きな事、音楽と食べ歩きの記事が中心です。

20141004-2 独白又は毒を吐く

 ニュースで米価の大幅な下落を受けて、交付金を前倒しで交付すると有りました。農業や漁業は天候や供給量によって、価格の変動が激しい業種なのかも知れません。農家を守るため国が援助を行う。
 農業は国の基礎・・・まぁ、農本主義もけっして悪い思想では無いと思います。しかしながら、このご時世では農業もまた苛烈な資本主義の競争に曝されるのも当然ではないのか??とも思います。
 
 米価が下がるのは供給過多と云う事でしょう。それによって、経営が成立たない農家も出て来ます。つまり『見えざる神の手』が働いて、自然淘汰されてバランスが取れる・・・と考えるのは経済をあまりに簡単に考えてしまっているのでしょうか???
 
 サラリーマンは給料が下がっても、だれも補填してくれません。出世できずに昇給しなくても、ノルマ未達でインセンティブが入って来なくても、みーーーんな自己責任として処理されます。貧乏に喘いで居ても、役所は見向きもしてくれません。
 
 米価が下がって経営できないなら、廃業すればいいのに。いい加減に国税を投入して救うという考え方を止めればいい。そのための農協JAではないのかな??そんな事も出来ない農協なら何の農業協同組合なのでしょうか???
 こう云う事を切欠に大規模集約型の農業に移行出来ないのかなぁ~???補助金で生産して、ハワイに行く・・・生活保護を貰って呑んだくれて居る連中と対して変わらない気がするのだけど・・・。