新築マンションのチェックに最低限必要な事。。その1
本日はとある方のリクエストが有りまして、、新築マンションの引き渡し前チェックのポイントを伝授いたします。。
持って行く道具
①水平器 ②スケール ③懐中電灯 ④点検鏡 ⑤マスキングテープ①水平器:床・壁の水平垂直度を確認します。 ②スケール:寸法の確認 ③懐中電灯:点検口の中を確認時に必要です。 ④点検鏡:目の届かない上や下の部分を確認するのに用います。 ⑤マスキングテープ:気に成る個所をこれで印をつけます。他のテープは汚す危険が有るので不可。
何をチェックするのか??
①図面通りの仕様に成って居るか 先ずはこれをチェックしない事に始まりません。すべてが図面通りなのか確認してください。 部屋の寸法、梁・柱の位置、コンセント・照明器具の位置、ガラリ(通気口)等々有るべきものが有る位置に成っているかを確認しましょう。 特に最近のマンションはプチオーダーメイドが出来る物件が多いので、、自分の注文通りのクロスや建具が付いているか確認して下さい。
②何でも開けてみる。 床下・天井の点検口、ガラリ、パイプスペース等々、、開けられるところは全て開けて確認しましょう。ゴミや黴が有る場合が多いです。 点検口内は専門知識が無いと解らない場合が多いですが、、仕上がり状況をチェックするだけでも大分違います。
③何でも動かしてみる 建具類は云うに及ばず水周りに固定の家具類も全部動かしましょう。建具類は動きの状況、硬いか??引っかかる所は無いか??音は??確認しましょう。 水周りは水流の強さ、排水はきちんと流れるか、ゴボゴボ音はしないか??よく確認しましょう。。後は水洗類がキチンと固着されているかも確認して下さい。。意外と力を入れるとスパウド(蛇口本体)が回ってしまったりする事が有ります。 固定の家具類もキチンと固定されているか、、確認してください。棚の状況、カーテンレール、タオル掛け等々です。
④キズや凹み、ヒビに汚れ等々気に成る所の確認。 これは目視で十分ですが、フローリング、クロスや据え付け家具類、建具類にキズや凹みを確認しましょう。 先ずは遠目から確認し、違和感を感じないか??次に念入りに舐めるように確認しましょう。目の届かない所は鏡を使って確認します。 扉の縁周りも良く確認しましょう。。意外と縁周りがダメな場合が有ります。。
気に入らない箇所が有ったら
ともかくデベロッパーに気に成る個所を伝える。そして自分が納得するまで絶対にサインしない事!!サインしたら終わりだと思って下さい。