原始物狂の実践哲学!?

自分の好きな事、音楽と食べ歩きの記事が中心です。

グリンピースの行為について考える。。

  環境保護団体グリーンピース・ジャパンが、調査捕鯨で得られた鯨肉を運輸業者の保管所から持ち出し、業者が盗みの被害届を出したことが分かった。グリーンピースは「横領の証拠品確保に必要だった」ため窃盗には当たらない、としている。しかし、専門家は証拠収集だとしても犯罪になると指摘、その手法が波紋を呼んでいる。
 この件に関して、、グリンピースのHPを見てみると、、
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 グリーンピース・ジャパンのスタッフは、共同船舶の船員らによる業務上横領罪の証拠として検察庁に告発するための証拠として確保したのであり、決して、自分のものにしようという意思はありませんでした。 

 また、後段の「その経済的用法に従い、利用し処分する意思」については、鯨肉の経済的用法としては、通常、食用に供したり、売却したりすることが考えられますが、グリーンピース・ジャパンのスタッフにはかかる意思は全くなく、あくまで、業務上横領の証拠として確保する意思しかありませんでした。 

 事実、5月15日に東京地検に告発状を提出した際にも、確保した鯨肉の現物を東京地検に持参して、担当検事にも、証拠として提出することを説明しています。 

 従って、グリーンピースのスタッフには、窃盗罪が成立することはないと考えます。
 次に、建造物侵入罪が考えられますが、この成立のためには、一般人が立ち入りを禁止されている区域であることを要するところ、西濃運輸のトラックターミナルは、荷物の発送のために一般人も自由に出入りが許されている場所ですので、これには該当しません。 

 また、一般人が自由に出入りが許されている場所であっても違法な目的による立ち入りは本罪を構成することがありますが、前述したように、グリーンピース・ジャパンのスタッフには、違法な目的はありませんでした。したがって、この意味でも、建造物侵入罪が成立することはないと考えます。
 と云う見解らしい。。法律に疎い一般市民の感想としては、、
言い訳と膏薬はどこにでも付く

第1に、、本件に全く関係ない運送会社が迷惑を被って居る事。
 運送会社にとって、お客様から預かった荷物が無く成ったら、、大事ですよね??当然配送センターの方は大童に成って探したことでしょう。
 しかし、その事への謝罪はさらりと書いて、違法性が無かったとの主張がメイン・・・。
 仮に彼らの主張通り、法的に問題が無かったとしても、倫理的には如何かな??大義の前のには最低限の倫理も無効らしい・・・。
 私はたとえ正義でも、大人の対応ではないと思いますが、、如何に??HPで主張を乗せるのと同時に、無関係な運送会社への謝罪も同じ位高らかに行うべきだと思うけど。。

第2に、、本当に鯨肉が入って居たのか??
 忍び込んで、ダンボールを確認したならば・・・正々堂々と届け先で張り込んで現場を押さえるべきでは無いでしょうか??
 こっそりと忍び込んで、無断で荷物を持ち出して、自分達で確認した上で、検察庁に提出する・・・。開封時に誰が立ち会ったのかな??警察管??検察官??自分のお抱え弁護士??
 これだけ過激な事をするのに、中身のすり替えはしていないと主張しても、、俄には信じがたいのだけど・・・どうでしょう??
 私はこの一連の過激な行動を見ていると、、本当に鯨肉が入って居たかどうか、、疑問を感じてしまいます。こんな方法で集めて、自分達で確認して・・・非は絶対に認めない集団の主張が本当に信じられるのか・・・な??

第3に、、私物しか入って無かったらどうする心算だったの??
 本人に返すつもりだったのかな??或いは、、証拠が出ないと・・・彼らの主張する正義に成らないから、、分別して捨てちゃう心算だったのかな??エコ団体だけに。。。


過激な行動は日本人の好みに合いません。
逆効果だと思うけど・・・