原始物狂の実践哲学!?

自分の好きな事、音楽と食べ歩きの記事が中心です。

帝国主義ってそんなに悪いの??

 今日の最後は随分と過激なタイトルで始めましたが、、書く内容は他意の有るもんじゃ御座いません。超タカ派の意見を期待されて来られた方は御免なさい。

 時期的には色々と解釈が有ると思いますが、、わっちはエンリケ航海王子からカイザーが退位してオランダに逃げるまで、1416年から1918年までの約500年間がこれに該当すると思います。
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 その500年間の世界のトレンドはズバリ、、『じゃんじゃん植民地を作って儲けちゃいましょう!!』時代時代によって多少は薬味が添加されていましたが、、基本的にはこの考え方です、、ヨーロッパは。。
 そのルールで各国は鎬を削って国力を高め、産業を興し、軍隊を磨き、大海軍を作り、戦争をし領土(つまり植民地)の分捕りあいを繰り広げて来た訳です。

 余談ですが、海軍と云うのは植民地と本国あるいは通商航路を守る為に作り上げられたもんです。世界中に巨大な植民地を持って居たアルビオン(イギリス)が巨大なロイヤルネイビーが必要だったのは此処に理由が有ります。ベネチア、スペインも同じ理由で巨大な海軍を持って居た訳です。

 話を本題に戻して、、そんな訳でアメリカ、アフリカ、アジアが瞬く間にヨーロッパに飲みこまれていった訳です。各国はその事を誇って居ました、、だって世界のトレンドですから。。

 日本このルールに遅れて参加しました。すでに世界のトレンドで無く成る頃にです。1910年にお隣の国を植民地にしました。そのかつての宗主国にも食指を動かしました。
 しかも悪い事にそのトレンドが終わってからも盛んにアプローチをしていました!!田舎者の悲しさ、、トレンドは遅れて来るんですね、、。

 ここから先はまぁ、、書きません、、色々と批判を受けるでしょうし、、本来の趣旨からずれてしますから、、割愛します。

 ただい言える事は、、この500年の間はトレンドに乗り遅れた国は他国に飲みこまれる運命に有った!!と云う事でしょう。

 よく言われて居ますが、、明治維新とは外圧への恐怖反応が化学変化を起こしたものでしょう。別に庶民が悪政に苦しんで居た訳では無いし、民政を失敗して革命が起きた訳では有りません。

 そして次の明治と云う時代は、古臭い格好(江戸時代)を捨てて、社交界(世界)に出られる洋服(制度)を仕立てましょう。ついでに恥をかかない様にセンス(学問)を磨いてダンス(産業)も勉強(興)しましょうっというのがスタンスです。

 その次の大正時代は燕尾服(法制度、社会制度)が様に成って来て、、一応はワルツも踊れる(世界と対等に話せる)ように成りました、、そしたら周りではラフな格好(成熟した民主主義)でヴェルファーレ(白人クラブ)に行きましょうっと云う時代に成ってました。

 最後の昭和(20年迄ですが)は、、小姑(陸軍)が出て来て、わっちの若い頃(天皇親政)は・・・と色々と難癖(統帥権)付けて財布を取り上げ(組閣妨害)て流行りものを習わせ無かった。。だから周り(アメリカ、イギリス)との会話も成り立たず、、そういう相手(ドイツ、イタリア)としか会話しなく成って、、最後は落ちこぼれて(敗戦)っと成りました。


 こうして見てみると、、日本国に学問が起こり産業が発展したのも、、帝国主義の作用によるものでは無いでしょうか??結果旧日本を破滅させてしまったけど、、結果としては色々と文句は有るけれど、、まぁ、、そこそこ住み易い国に成ったと思います。

 ただ言えるのは食うや食わずでイギリスから軍艦を買い、国民は重税に歯を食いしばって居た時に、、自大(事大)主義や神秘主義、、が跋扈して居ては、、所詮はどこかの国に飲み込まれてしまったでしょうに、、、ね。。だってそれが正義の時代だから。。


 今の考え方でいけば、、アレキサンダー大王もカエサルも、あるいはシャルルマーニュやナポレオンも、、ただの侵略者、、に成ってしまいますが、、教科書では何と教えて居るのかな・・・。。

 過去を現在の物差しで測るなんてナンセンスも甚だしいっと思うのは、、『わっちだけ』でしょうか??