原始物狂の実践哲学!?

自分の好きな事、音楽と食べ歩きの記事が中心です。

夜回り先生について考える。

 久々の連休で、私は本屋で立ち読み三昧♪♪そこで・・・『夜回り先生』を読破しました。普段なら、こう云う事をする人を・・・偽善じみた事だと鼻でせせら笑うのですが、今回はゆっくり立ち読みした??せいか??チョッと考えさせられました。

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 世の中、あるいは一般世間という大きな袋が有って・・・その袋には擦り切れやカギ裂きやら無数に穴が開いて居る様です。その穴は大きかったり小さかったり、気付いたり気付かなかったり様々です。
 気が付いた綻びには、当て布をしたり繕ったり・・・だけど多過ぎて全てを直す事が出来ない。そして、誰も気が付かないうちに砂がサラサラこぼれる様に、穴から落ちてしまう人が居る。

 落ちた砂は誰かが手で掬って、元の袋に戻さなければ決して元に戻らない。夜回り先生はこぼれ落ちた砂を懸命に袋へ戻いて居る。だけどこぼれ落ちる砂が多過ぎて、全ては元に戻しきれない・・・。

 誰かがしなくちゃいけない仕事だけど・・・一度落ちた砂は自分でまた落ちていく。どうしたらこの悪循環が断ち切れるのかな??

 渋谷辺りを夜中ブラブラと歩いて居る連中を見ると・・・、、心底無駄な努力だとは思うけど、気付いた誰かが根気よく戻し続けていくしかないのかな??