原始物狂の実践哲学!?

自分の好きな事、音楽と食べ歩きの記事が中心です。

名曲喫茶 その32 ロシアの至宝、ソビエトの国宝(推敲後)


ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Peter Ilyich Tchaikovsky

交響曲第6番 ロ短調 作品74 『悲愴』(Symphony No.6 h-moll op.74 "Pathétique")

第3楽章:Allegro molto vivace

レニングラードフィルハーモニー管弦楽団

指揮:エフゲニー・アレクサンドロヴィチ・ムラヴィンスキー(Evgeny Aleksandrovich Mravinsky)

1956年録音 monaural ウィーン

今日はもう出勤するので・・・とりあえあず音楽だけUP!!帰って来たら細かく書きます!!



イメージ 1 ムラヴィンスキーが国際的な名声を得たのは、1956年のウィーンでのモーツァルト生誕200年祭で演奏が切っ掛けでした。
 
 ムラヴィンスキーの音楽は徹頭徹尾、彼の個人的な主観で染め上げて居ます。
 こうして造られた彼のチャイコフスキーを聴いて居ると・・・創り込まれた緻密さ、そしてチャイコフスキーへの畏敬を感じるのは私だけでしょうか??
 
 彼の手兵レニングラードフィルハーモニー管弦楽団の演奏は、ウィーン・フィルとは全く異なる鋼鉄の響きと強靭なエネルギー感が有ります。これは、、ムラヴィンスキーが自己の芸術を表現するために50年掛けて鍛え上げた結果です。
 
 彼のチャイコフスキーには正直に言えば・・・典雅さが欠けますが、己が芸術の徹底的に追求した演奏には自然と頭が下がり、、耳を傾けずには居られません。