原始物狂の実践哲学!?

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名曲喫茶 その20 ヴァイオリンはバッハを歌う♪


ヨハン・セバスティアン・バッハJohann Sebastian Bach

ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1042 より
Concerto for Violin,Strings and Continuo in E major,BWV1042

第1楽章:Allegro

○ヴァイオリン:ジノ・フランチェスカッティ(Zino Francescatti)

ルツェルン音楽祭弦楽合奏団(Festival Strings Lucerne)

○指揮:ルドルフ・バウムガルトナー(Rudolf Baumgartner)

 この演奏に私が付け加える事も差し引く事もありません。ヴァイオリンは明るく艶やかに、そして喜びに満ちてバッハを歌いあげて居ます。

 バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータに関してはヘンリク・シェリングに限るっと思いますが、、協奏曲に関しては大好きなフランチェスカッティが一枚上手だと思います。

 最近取り上げたE・フィッシャーもそうだし、このフランチェスカッティもそうですが、現在の若手のソリストと比べるとどうしても『昔の芸術家』っと云う感じは否めません。

 しかし現在の若手の多くがそうであるように、得意げに難曲をサラリと寸分の狂い無く弾いてみせる事がプロの条件だとは思えません。
 『技術』、『曲の解釈』、『演奏家の感性』が融合して化学反応を起こした時にだけ感動を呼ぶ名演奏に成るのだと思います。
 プロとはこの3つの要素の手綱を上手にコントロールする人を指す言葉だと思いあんす。

 そう云う観点から見て、いまとても期待して居るヴァイオリニストが2人居ます。彼女達が今後どんなキャリアを積んで行くのか・・・不安でも有り楽しみでもあります♪♪