名曲喫茶 その19 本流の奔流
ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven)
交響曲 第7番 イ長調 作品92(Symphonie No.7 A-dur op.92)より
第4楽章:Allegro con brio
指揮:ウィヘルム・フルトヴェングラー(Wilhelm Furtwängler)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker)
○録音:1953年4月14日 ベルリン、ティタニア・パラスト
交響曲 第7番 イ長調 作品92(Symphonie No.7 A-dur op.92)より
第4楽章:Allegro con brio
指揮:ウィヘルム・フルトヴェングラー(Wilhelm Furtwängler)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker)
○録音:1953年4月14日 ベルリン、ティタニア・パラスト
ウィーン・フィルを指揮するフルトヴェングラーの演奏も良いけれど、彼にはやっぱりベルリン・フィルの力強さがよく似合います。
昨今の7番の演奏スタイルは、流れる様にスピーディーな感じが主流でしょうか。その点このフルトヴェングラーの演奏スタイルは、最初聞いて居ると冗長に過ぎる様な感じがします、特に第4楽章はね。
昨今の7番の演奏スタイルは、流れる様にスピーディーな感じが主流でしょうか。その点このフルトヴェングラーの演奏スタイルは、最初聞いて居ると冗長に過ぎる様な感じがします、特に第4楽章はね。
しかし・・・聴いて居るうちに、音楽の奔流に圧倒され始め、襟首を掴まれてグイグイと引き込まれて居ます。気がつくと冗長と感じて居た事などすっかりと洗い流されて、感動に包まれます。
皆さんも是非、ドイツクラッシク音楽の超正統派の奔流をじっくりと聴いて見て下さい。