原始物狂の実践哲学!?

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はじめに否定有りき

日銀総裁人事白紙に、参院が「武藤案」否決

読売新聞(03月12日13時39分)
 参院は12日午前の本会議で、政府が国会に提示した日本銀行の正副総裁人事案を採決し、武藤敏郎副総裁(64)の総裁昇格と伊藤隆敏・東大教授(57)の副総裁起用を、民主、共産、社民、国民新の野党4党の反対多数で否決、不同意とした。

 もう1人の副総裁候補の白川方明(まさあき)・京大教授(58)は、共産党を除く各党の賛成多数で同意した。日銀正副総裁人事は衆参両院の同意が必要で、武藤、伊藤両氏の人事案は白紙に戻った。
 政府・与党は野党に事態打開のための協議を呼びかける方針だが、人事案の差し替えもやむを得ないとの声が出始めている。

 日銀総裁の人事案が国会で不同意となったのは、1998年4月に、日銀正副総裁に国会同意を必要とする規定を盛り込んだ改正日銀法が施行されて以来、初めて。

 参院本会議での採決は、正副総裁候補3人について個別に行った。武藤氏の採決で、民主党川上義博氏が棄権したほか、民主党会派に所属する無所属の広田一森田高両氏も棄権した。田中康夫新党日本代表は白川氏の採決を棄権した。民主党は川上氏の処分は行わない方針だ。

 今後、衆院は14日の本会議で3候補の人事について採決し、与党の賛成多数で同意する方向だ。19日までに総裁が決まらなければ、両院で副総裁として同意が得られる白川氏が日銀法の規定により総裁の職務を代行する。

 今後の対応について、町村官房長官は12日午前の記者会見で、「衆院本会議で衆院の意思を表明することになるはずだ。それを受けて、その前でもいいが、政党間協議を申し入れていくと聞いている。総裁の空白を作ってはいけない。民主党に再考を促す。しっかりとした答えが出るよう、政府としても努力していきたい」と語った。

 与党内には本会議欠席を主張する意見もあったが、「政府提案の人事案の採決に欠席するのは説明がつかない」(尾辻参院自民党議員会長)として出席した。

 昨年の参院選を受けた「ねじれ国会」で国会同意人事案が不同意となるのは武藤、伊藤両氏で5人目。
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 野党は何でも反対すれは良いというものでは無いでしょ・・・。何故政府案ではダメなのか??武藤さんではダメな理由がちっと伝わって来ない。。
 強いて理由が有るならば、、政府案だから取り敢えず反対!!ってところかな??これだから、、国民は民主党に政権を委ねる気に成れないのですよ。。
 何でも反対なら、、昔の社会党の様で、、呆れてしまいます。。理由は何処にあるのか??それだけでもハッキリと表明して貰いたいものです。

 全然関係ない話ですが、、日銀の建物って上から見ると、、しっかり『円』に成って居るんですね、、流石は通貨の番人(笑)